■音声の録音と再生を行うボード |
AGB65-VR(Rc Servo Controler)は1つのシリアルラインで制御できる音声録再生ボードです。コンデンサマイクが付いており、スピーカーと電源をつなぐだけで使うことができます。シリアル通信はTTLレベルなので5V系のマイコンと直結して使うことができます。又、オプションの232C変換ボードを使用することでPCとの接続も可能です。録音した音声は不揮発性メモリに記憶されますので、電源を切っても消えません。
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■他のAGR65シリーズに接続可能 |
他のAGB65シリーズのセンサやコントローラと同じシリアルラインを共有できます。AGB65シリーズについては「ロボット神経システムAGB65シリーズの説明」のページを参照願います。
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■任意の長さで録音/再生! |
0.4秒単位の録音領域(以下スロットという)が255個あり、任意の位置のスロットから任意の長さでの録音/再生が可能。(よって、102秒の領域で任意の録再生が可能。1音源しか録音しない場合は最大120秒の録音が可能。)
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■手動での録音/再生が可能!
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基本的にはシリアル通信での命令により録音/再生をコントロールしますが、ボード上のスイッチ操作により任意のスロットに録音/再生することが可能です。手動操作の場合は録音内容確認の為、録音終了後1秒後に録音した音声が自動的に再生されます。手動操作の場合は各録音長が0.4秒、0.8秒、3.2秒、120秒の4種類単位になります。
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■オーディオ入力が可能! |
録音時にはオーディオ入力端子から音声を入力することもできます。オーディオ入力用の2.5mmジャックが添付されています。 |
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■スピーカー又はオーディオ出力 |
アンプ内蔵なので、8Ωスピーカーをつなぐだけで音声を出力することができます。音量を上げたい、又は音質を高めたいという場合は、スピーカー端子をオーディオアンプの入力につなげば、オーディオから音声を出力することもできます。 |
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■115Kbpsの高速通信が可能! |
通信速度は115Kbpsにも対応し、PCなどから高速にデータを送信することが出来ます。(通常は9600bps) 注)マイコンの場合はクロックによっては正確な115Kが出ないものがありますので注意してください。クロックの選択は各マイコンのデータシートを参照願います(大抵は115200の倍数のクロックを使う必要があります。) |
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■電源搭載で外部に電源回路不要!
バッテリ駆動が可能! |
ボード上に電源回路を内蔵し、外部に電源回路が不要で、バッテリなどで駆動することができます。
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■34×44mmの超小型設計! |
ロボットなどに基板を搭載する場合はその大きさがネックになりますが、VRは極力小さい部品で構成されており、実装面積が小さくて済みます。また、基板の4角には取り付け穴があります。(穴系2.2mm、M2ネジ用) |