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メーカー保証外だけど… 〜ちょっとしたテクニックで出来た! Reported by 荒井貞博
ローランドDG(Roland DG)のモデラ(MODELA)シリーズは、切削素材としてケミカルウッド(合成木樹脂)やワックス(樹脂素材)を使用して3D(立体形状)の切削加工をする機械です。ロボットビルダーの方々にも幅広く愛用されています。実際には、そういった方々や学校でもアルミを切削しているケースがあると聞きました。メーカーでは推奨していない使い方ですが、出来なくはないようです。但し、切削時間が掛かるようですが…。
●加工に使用する刃物 ・切り抜き用 ストレートエンドミル φ2mm ・小さい穴用 ストレートエンドミル φ1mm ・面出し用 ストレートエンドミル φ6mm ●大事なポイント 1.必ず捨て板をつけて、ストレートエンドミルで面出しする エンドミルに垂直な平面を作る 2.切削条件の目安 XY速度 2mm/sec Z 速度 1mm/sec 切込量(Zピッチ) 0.03mm 超硬なら0.05mmでもいける MDX-15はスピンドルの回転数が6500rpm固定なので無理させない。 過負荷で停止すると最初からやり直しになる。 3.溝ができてくるとキリコがたまるので、時々掃除機などで吸い取るかブラシで除く。 絶対に、吹き飛ばしてはいけない。 金属粉がMODELAやPCの電気・電子回路に入ると故障の原因になる。 4.切削油は最初だけ 機械油を最初だけ、切削材料の表面にうっすら塗っておく。CRC KURE 5-56でもよい。 切りこんでしまったら油はかけない方がよい。 乾いていると、切込が浅いのでキリコが粉状になって刃の進行から逃げてくれる。
★ご注意! 今回ご紹介した内容に関しては、メーカー及び当社が動作保証をするものではございません。 ご自身の責任においてお試しください。 2011/05/22 |